0-1歳のお子さんや絵本をあまり読んだことがないお子さんに、よくお勧めするのが、きむらゆういちさんの「あかちゃんあそびえほんシリーズ」(偕成社)です。図書館や古本屋さんにもよく置いてあります。
★ ごあいさつあそび
★ いないいないばああそび
★ いただきますあそび
★ ひとりでうんちできるかな
★ うごくにんぎょうあそび
★ いいおへんじできるかな
★ いいこでねんねできるかな
★ シャンプーだいすき
★ はみがきあそび
など、いずれも生活に密着した挨拶ことばを繰り返し扱うことができます。簡単なしかけ付きで、しかけをめくるのと合わせて「いただきます」や「シー、おやすみ」などの挨拶言葉を聴かせてあげることができます。
よく、「ページを勝手にめくってしまいます。」というご相談を受けますが、小さいお子さんにはよく見られる行動です。小さい赤ちゃんであれば絵本をめくるのではなく、なめてしまいます。「なめる」から「ページをめくる」になったのは大きな成長です。
「絵本って楽しいな♪」「ページをめくると楽しいお話(絵)が待ってる」そんな雰囲気を大事に読み聞かせを楽しんでみてください。
ページをめくるのが大好きな時期に、お子さんがページをめくるのに合わせると全ての文字を読むことは難しいかもしれませんが、上記の絵本は、「いただきまーす」「しー、おやすみ」のような簡単な挨拶だけを繰り返しお話してあげながら、めくることを楽しむのにとても良い題材だと思います。